何と言っても、GHQによるWar guilt information program の催眠が解けていないことである。
私は大東亜戦争(太平洋戦争)開戦の2年前に生まれ、6年間は戦前の日本人のものの考え方の中で育ってきた。6年間というのは結構刷り込み効果はある。
1945年を境にして次第に戦後教育に慣れていった。
一般の国民の人としての倫理観は間違いなく戦前があるべき姿だった気がする。私はかろうじて両方の世界を跨いでいるから比較ができる。
片方しか知らなければ、いくら頭で考えても実感としてはわからないことである。
戦後教育の誤りは間違いなくこのGHQ のWGIPにある。
何処かの国は我が国を悪く言う方に間違いを犯し、我が国は自虐的になる間違いを犯している。
アジアの3国以外の諸国の方が日本人自身以上に日本を正当に評価していることは間違いない。
欧米諸国でさえ日本からアジア・インドの植民地を追い出された怒りがあったとはいえ、逆の意味で日本を評価している。
資源が何もない国が欧米によって完全に経済封鎖されれば生きてはいけないから、どんな小国でも戦ったであろうと言っている。そこのところを日本の歴史教育で教わった記憶がない。
日本は歴史を捏造し、美化する、政治的に歪曲すると言うことはないにしても、70年以上もの間、教えなくてはならないことをきちんと国民に教えてこなかったと私は思う。
そのことが足元をすくわれる原因になっていると私は思う。