発達障害について知り、よく観察すれば、障害とは言い切れない健常者にも程度の違いはあっても部分的な発達障害が多様に混在することがわかる。個性といえば個性です。
発達障害的なちょっと気になる行動は見過ごされ易い。生い立ちからの気になることを拾い出して見なくてはわからない。
本人が気づくきっかけは、とかく「生きづらい」ことにある。普通、そんなに人生は生きづらくはないはずだからです。
情的な共感能力があるかないかの問題ではないかと思う。律儀にありがとうとは言うけれども共感の感情は欠落している様に見える。
それがコミュニケーションが上手くいかない原因になる。理屈は言うが情的に共感することがない。興味の範囲が非常に狭い。臨機応変な行動ができない。心の通う世間話ができない。すぐにパニックになる。など、個性の範囲内でも、いろいろ問題をかかえることになる。
これまでの心理学の範囲を越えている。教育のあり方も根底から考え直さなくてはならなくなるだろう。
2018.06.04