マナーでいう「良し悪し」は道徳ではない。基本的には善悪ではない。
しかし、規則で規制しなくてはならない状況になれば、もはやマナーの問題ではなくなる。社会規範の問題になる。
他の人たちに不快感を与えるか与えないかの問題である。
「マナーがわるい」とは、100人中20人もの人が顔をしかめたとすれば、マナーはわるいことになる。
善悪ではないから、マナーがわるいと言われようが、いいと言われようが本人の問題である。
礼儀作法にとらわれることではない。周囲の人が自分を見てどう感じているかという想像力の問題である。
これは限りなくある。気にしなくていいのは自分の部屋で自分一人でいるときくらいか・・・。
何れにしても善悪の問題ではなく、「類は友を呼ぶ」からマナーの悪い人同士、マナーの良い人同士、不快と思わないもの同士が仲良くすればいいだけの話である。
マナーが悪くても、マナーの範囲であれば、誰も何も言いはしないが、人生で有形無形の大損をすることは確か。