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高校時代の漢文の授業の思い出

【漢詩】
 
 「山行」杜牧
 
遠上寒山石径斜
白雲生処有人家
停車坐愛楓林晩
霜葉紅於二月花
 
遠く寒山に上れば石径斜めなり
白雲生ずる処人家有り
車を停(とど)めて坐(そぞろ)に愛す楓林の晩
霜葉は二月の花より紅なり
 
昔、私が高校二年生のとき、漢文の授業でガムちゃん先生に教わった漢詩。
 
それは、もちろん論語なども含めてたくさんの作品を教わった。
 
私の人生観が影響を受けたのが漢文の授業。孔子様の教えなど。
 
金と権力の今の中国に学ぶものは何もない。しかし昔の中国には素晴らしい人物がいた。
 
なぜこの漢詩が印象に残ったかといえば、たわいないことですが、先生が、こんな山奥に住んで何食って生きているんだろうねと冗談をおっしゃった。
 
私は一番前の席にいて、先生!それは霞を食って生きているのでは?と冗談で返して、笑わたことがあったからです。
 
 でも、素晴らしい漢詩だとは思いませんか。
 
 
 詩吟にするともっと素晴らしい。
 
 しかし、最近になってふと思った。日本人向きの読み方ですね、詩吟は・・・。
 
 これを中国人だったらどう読むんだろうねー。中国語での読みは如何に。

by Gonchan2019 | 2019-03-25 21:33 | 人生観 | Comments(0)

日々心に浮かんだことを文章にしています。言葉と心とコミュニケーション、国際情勢、日本経済、国土防衛に興味があります。


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